ドタバタ、大忙し!?年越しお手伝いストーリー
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プロローグ
| ディオ | なにやら……どこも慌ただしいな。 |
| 琉惺 | お、ディオじゃん! こんなところで何やってんだ? |
| ディオ | なんだ琉惺か。 外を軽く散歩していたら妙に町が慌ただしく感じたものでな。 |
| 琉惺 | そりゃそうだろうなぁ。 年末年始はみんな新年の準備だったりで、てんやわんやだしな。 |
| ディオ | 新年を迎える程度で…… まったく人間とはなんと弱い生き物だ。 |
| 琉惺 | まぁ、やることはたくさんあるしなー。みんな猫の手も借りたいくらいだよ。 |
| ディオ | 仕方ない、人間たちの手伝いをしてやる。 きっとホシカレの成長にもつながるはずだ。来い! |
郁のおつかい
| 郁 | じゃあ、僕そろそろ行くよ。 お手伝い頑張ってね、お姉さん! |
| 琉惺 | ん?店の手伝いしてくれってのはいいのか? |
| 郁 | う~ん、そうだなぁ。 …じゃあ、これ頼める? |
| 琉惺 | なになに? …ガムテープ、ビニール紐、ゴミ袋…もしかして買い物メモか? |
| 郁 | うん、時間がなくてそれだけ買えなかったんだ。 |
| 主人公 | そっか、じゃあ後で買って届けにいくね。 |
| 郁 | ありがとう、お姉さん! じゃあ、また後でね! |
| ディオ | 買い物か…ちょうどいい。 次は商店街へ行くからそこで買えるだろう。 |
| 主人公 | そうだね! ついでに今日の晩御飯のおかずも買いたいし…。 |
| ディオ | 愚か者! あくまで手伝いが本題だ、それを忘れるな! |
| 主人公 | うぅ…はい。 |
| ディオ | ふん、さっさと行くぞ。 |
| 琉惺 | …すっかりディオのペースだな。 |
| 琉惺 | ま、悪気がねーってのはわかってるし。 頑張ろうぜ! |
| 主人公 | ふふ、そうだね。 |
みんなで手作り!
| 琉惺 | どうだ? 熊手作りなんて初めてだけど、なかなか上手くできたんじゃないか? |
| 主人公 | うん、ちょっと不格好な部分はあるけど…自分で作ったものだからすでに愛着湧いてるかも。 |
| 琉惺 | だな! ところでアイツらは……。 |
| ディオ | これが俺のクマデだ。 生地の特性を生かし、細部までこだわった。 |
| 神楽 | 見て見て~! なかなかいいカンジじゃない?このハゴイタ! |
| ディオ | なんだその奇怪な装飾は! 機械部品ばかりゴテゴテと…伝統もへったくれもないではないか! |
| 神楽 | え~、いいじゃんコレ。 ほら…ここちゃんとモニターになってるし、LEDライトで夜も安心だよ? |
| ディオ | 要らん!! |
| 琉惺 | ……仲良しだな。 |
| 主人公 | ……あはは。 |
| 琉惺 | ま、アイツらなりに年末行事を楽しんでるって事にしとこーぜ! |
| 主人公 | そうだね…ふふ。 |
よいお年を…
| 琉惺 | 本日のミッション終了! これで心置きなく年を越せるな! |
| 主人公 | うん、そうだね。 毎年掃除は自分の家だけだったけど…お世話になってる地元のお手伝いも楽しかったかも! |
| 琉惺 | だよな! …まぁ、現場監督がかなりスパルタだったのはしんどかったけど。 |
| ディオ | 聞こえているぞ、岡田琉惺。 |
| 琉惺 | うわっ! きゅ、急に現れんなよ!! |
| 主人公 | ディオ!どこいってたの? |
| ディオ | 奥にある祭壇の掃除だ。 思いのほか時間がかかってな。 |
| 主人公 | お社の中まで掃除してたんだね…なんというか…。 |
| 琉惺 | 潔癖もここまでくると敬服するぜ…。 |
| 神楽 | 掃除お疲れ様! 寒い中、よく頑張ったね! |
| 禅 | あぁ! お前さん達のおかげで、この街も気持ちよく新年を迎えられるだろう! |
| 主人公 | 神楽…禅さん…それにみんなも! どうしたの? |
| 神楽 | 年末のご挨拶ってやつ? 下界の習わしなんでしょ? |
| 主人公 | そっか…。 ふふ、ありがとう。 |
| 琉惺 | 本年は色々とお世話になりました、来年もよろしくお願いします…なんてな!ま、楽しくやろうぜ! |
| フォレス | 君には感謝するべき事ばかりだ。 新しい年をホシカレと共に迎えてくれる事を有り難く思う。 |
| 神楽 | いつもありがとう、ハニー。 来年もホシカレ共々よろしくね♪ |
| 郁 | お姉さん。 来年も絶対ぜっ~ったい、ホシカレ専門ショップへお買い物に来てね?約束だよっ! |
| 禅 | お嬢ちゃん! こいつらは何かと騒がしい連中だが、来年も面倒を見てやってくれ! |
| ディオ | …貴方がそれを言いますか。 |
| ディオ | …<主人公>。 |
| 主人公 | うん?どうしたの? |
| ディオ | 今日は…その…よ、よくやった。 街中綺麗になったからな、各所の氏神も喜んでいることだろう。 |
| 主人公 | ふふ…本当? 神様達が喜んでくれたなら、頑張った甲斐があったな。 |
| ディオ | ああ…お前が善行に身を置く限り、ホシカレも正しく成長していくだろう。 |
| ディオ | だから…すまなかった。 あの時、お前にあんな事を言って…。 |
| 主人公 | え?あの時って…? |
| ディオ | ホシカレを預ける際、お前が堕落すればホシカレもまた堕落すると一喝した事だ!何度も言わせるな!! |
| 主人公 | ふふ…そうだったね。大丈夫!ディオに安心してもらえるよう、<ホシカレ>とふたりで頑張るから。 |
| ディオ | 期待しているぞ。 |
| 主人公 | うん、任せて! |
| ディオ | …帰るか。 お前が風邪を引いたらホシカレの育成に影響が出るからな。 |
| 主人公 | もう…一言余計だよ。 それじゃあね、ディオ…よいお年を! |
| ディオ | …よいお年を。 |
個性別エンディング
初めての年越し(ピュア)
新年の約束(やんちゃ)
温かな年越し(ツンデレ)
| ホシカレ | はぁ…疲れた。 |
| 主人公 | お疲れ様、<ホシカレ>。 |
| ホシカレ | あぁ…。 |
| 主人公 | あれ? 文句言わないんだね…珍しい。 |
| ホシカレ | はぁ? いつも<一人称>が文句ばっかりみたいに言うの、やめろよ。 |
| 主人公 | (結構言ってる気がするんだけどな…) |
| ホシカレ | 古くからの習わしとか、神事ならしょうがねーだろ。文句言ったってやらなきゃならない事はあるんだし。 |
| 主人公 | 確かにね…。 そういうとこ、さすが神様見習いだね! |
| ホシカレ | 取ってつけたみたいに褒めるのやめろって、普段そんなの意識してねーし。それより…。 |
| 主人公 | ん?どうしたの? |
| ホシカレ | 風呂の準備してくる。あと残ってる片付けとかやっとくから…<主人公>は先に風呂入って寝ろよ。 |
| 主人公 | え、いいよ。 <一人称>も一緒に…。 |
| ホシカレ | いいって。<主人公>、そんなに頑丈じゃねーんだから…しっかり休まないと朝起きらんないだろ? |
| 主人公 | もしかして…<一人称>のこと心配してくれてるの? |
| ホシカレ | 違っ…!ね、年始は色々と忙しいだろ!!だから…ぶっ倒れられても困るっていうか…。 |
| 主人公 | ふふ…ありがとう、<ホシカレ>。 |
| ホシカレ | 来年も、その先も…まだ<主人公>にいてもらわなきゃ困るんだよ…。 |
| 主人公 | うん、わたしも…同じだよ。 |
| ホシカレ | だから、今日はおとなしく言う事聞いておけよ。朝は…気が向いたら起こしてやるから。 |
| 主人公 | うん、ありがとう……よろしくね! |
君の隣で鐘の音を(ミステリアス)
似合うかも…(硬派)
| ホシカレ | すっかり暗くなってしまったな。 |
| 主人公 | うん…あ! 年末年始の準備、お疲れ様! |
| ホシカレ | あぁ、<主人公>もな。 |
| 主人公 | バタバタしてたら、1日があっという間だったね。 |
| ホシカレ | …やり残したことはないか? |
| 主人公 | う、うん。 大丈夫…なはず! |
| ホシカレ | そうか。 では心置きなく新年を迎えられるな。 |
| 主人公 | そうだね! <ホシカレ>はお正月にしてみたいことはある? |
| ホシカレ | 新年の行事か…あまり詳しくはないな。何があるんだ? |
| 主人公 | 初詣とか、初売りとか。 あとはおせちを食べたり、お雑煮を作ったり…。 |
| ホシカレ | 初詣か…。 そういえば神社で餅つきをやると言っていたな。 |
| 主人公 | 禅さんが張り切ってたね。 …行ってみる? |
| ホシカレ | あぁ。 |
| 主人公 | 餅つきをする<ホシカレ>か…ふふ、似合いそう。 |
| ホシカレ | 何を笑ってるんだ? ……<一人称>が餅つきをするのがおかしいのか? |
| 主人公 | 違う違う。 なんだか様になるなって。 |
| ホシカレ | ……? そうか、おかしくないのならよかった。 |
| 主人公 | きっと近所の子供達も来るだろうから、美味しいお餅を振る舞ってあげないとね。 |
| ホシカレ | そうだな。 |
| 主人公 | ふふ、楽しみだね! |
やりたい事は盛りだくさん(甘えん坊)
年越しそばを君と(おっとり)
長い長い大晦日の夜(俺様)
| ホシカレ | おい。 家に着いた途端、屍のようになるな。 |
| 主人公 | だって~…今日はもうクタクタだよ。 <ホシカレ>は平気なの? |
| ホシカレ | <主人公>よりは頑丈だからな。 |
| 主人公 | うう…貧弱ですみません。 |
| ホシカレ | まったく…しょうのないヤツだ。 少し休んだら外出する…支度をしておけ。 |
| 主人公 | えっ? どこへ行くの? |
| ホシカレ | 初詣に決まってるだろう? 日付が変わる前に神社に到達しねぇとな。 |
| 主人公 | ええ~…何もそんな早く行かなくたって。 |
| ホシカレ | 日が昇ってからじゃ混雑するぞ? はぐれても探さねぇが、それでいいのか? |
| 主人公 | うっ…支度します! |
| ホシカレ | わかればいい。 |
| 主人公 | 参拝に行くなら願い事も考えておかなきゃ…。 |
| ホシカレ | 願い事? …一体何を願う気なんだ? |
| 主人公 | それは……<ホシカレ>がもうちょっと優しくなりますように…とか…。 |
| ホシカレ | おい。聞こえてるぞ。 |
| 主人公 | う、嘘だってば! |
| ホシカレ | ……気が変わった、参拝は無しだ。 初日の出まで、<主人公>で楽しませてもらうとしよう。 |
| 主人公 | えっ!? な、なにする気?やだよ! |
| ホシカレ | <主人公>の「嫌」は、もっとして欲しいって意味だろ? |
| 主人公 | ち、違いますっ…! |
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