メリークリスマス!街も聖夜の装いにストーリー
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プロローグ
琉惺 | おっ、神楽じゃねーか。 こんなとこで何してんだ? |
神楽 | やぁ、ハニーたち。 ほら、この飾り付けがキレイだなーって思ってね。何かのお祭り? |
琉惺 | えっ、お前クリスマスを知らねーのか?はははっ、神様を名乗ってるのに? |
神楽 | むっ、これは俺たちとはちょっと違う神様なんじゃない? |
琉惺 | へへっ、それならこのオレが説明してやってもいいぜ? クリスマスって言うのはな…。 |
神楽 | いいよ、そんなウンチクは。 俺はこのきらびやかな飾りに興味があるだけだし~。 そうだ!君とホシカレに…この綺麗なクリスマスの街を案内してもらおうかな! |
ショップは今日も大忙し!
郁 | あ、お姉さん! こんなところで何してるの? |
神楽 | やぁ、郁君。 |
郁 | む、神楽……お兄さん。 |
神楽 | 今ね、彼女達にクリスマスの街を案内してもらってるんだ。 |
主人公 | 郁君も一緒にどうかな? |
郁 | お姉さん…ありがとう。 でも、ごめんね。 今お店の備品の買い出し中で…。 |
主人公 | そうなんだ、お店忙しいの? |
郁 | うん。 うちのお店でもクリスマスグッズを売り出してるんだ。 |
主人公 | そっか、じゃあ後で見に行こうかな。 |
郁 | うん、来て来て! オーナメントやクルミ割り人形、あとターキーにクリスマスケーキも揃ってるから! あ、もう行かなきゃ…またねお姉さん!絶対絶対お店に来てね、待ってるからね! |
琉惺 | …揃いすぎだろ、何の店だよ。 |
主人公 | 忙しそうだったね、郁君。 |
神楽 | クリスマスは誰かの努力があるからこそ、人々が楽しめるってことだね。 |
琉惺 | 確かにな。 はぁ…明日バイトだ…うちの店も忙しいんだろーな。 |
主人公 | もう、琉惺ったら…しめっぽくしないでよ。 |
神楽 | ふふ、じゃあ気を取り直して散策再開しよっか♪ |
休憩の後は…
琉惺 | さすが人気カフェのケーキだけあって美味しかったな~。 |
主人公 | うん! みんながいたおかげで全種制覇できたし、大満足だよ。 |
フォレス | 琉惺、そろそろ時間ではないか? |
琉惺 | おっと…そうだった! |
主人公 | ん?何かあるの? |
琉惺 | パン屋のオッサンに手伝い頼まれてんだ、コイツも一緒に。 |
フォレス | 俺はホシカレのサポートで忙しいと言ったのだが…パン屋の主人がどうしてもとしつこいのでな。 |
琉惺 | そういうわけでちょっと抜けるけど……お前ひとりで大丈夫か? |
主人公 | 大丈夫だよ。 お手伝い、頑張ってね! |
フォレス | ああ…ホシカレと神楽を頼む。 |
神楽 | さて…邪魔者がいなくなったところで散策再開しようか。 |
主人公 | じゃ、邪魔者って…。 |
神楽 | ふふ、冗談だよ。 ほらこっち、君達と一緒に見たいものがあるんだよね~♪ |
主人公 | ちょ…ちょっと待って神楽! 一体どこへ行くの? |
神楽 | それは秘密。 ふふ、ついてくればわかるよ♪ |
聖夜の約束
神楽 | じゃ、俺はそろそろ帰るよ。 |
主人公 | えっ、もう帰っちゃうの? |
神楽 | うん、十分楽しんだからね。 色々案内してくれてありがとう。 |
主人公 | そっか、ならよかった…。 |
神楽 | そんな顔して、どうしたの? もしかして、もうちょっと俺と一緒にいたかった? |
主人公 | ち、ちがうよ! そういうんじゃないけど…なんとなく名残惜しいなって。 |
神楽 | ははっ、俺もだよ。 でも、ここからは恋人達の時間だからね。ホシカレと一緒にクリスマスを楽しんで。 |
主人公 | 恋人だなんて、そんな…。 |
神楽 | 照れない照れない。 |
主人公 | もう、からかわないでよ! |
神楽 | ははっ、ごめんね? それじゃあまたね、素敵な夜を…。 |
主人公 | ……いっちゃった。 |
神楽 | そうだ、1個忘れてた。 |
主人公 | 神楽? どうしたの、忘れ物? |
神楽 | メリークリスマス、ハニー。 もし君がホシカレを一人前の神に育て上げることが出来たら…。 その時は君のためだけに、クリスマスの予定を空けておくよ。良い子にはご褒美をあげないとね? |
主人公 | えっ? ちょ、ちょっと…! もう…勝手なんだから。 ……メリークリスマス、神楽。 |
個性別エンディング
寝坊助な君へ(ピュア)
悩んだプレゼント(やんちゃ)
意外と心配性(ツンデレ)
安らかな眠りを君へ(ミステリアス)
おっちょこちょいな君へ(硬派)
ホシカレ | <主人公>、メリークリスマス。ささやかだが、クリスマスを祝うとするか。 |
主人公 | そうだね。 この部屋はいつものままだけど…。 |
ホシカレ | すまない。 飾り付けをしていなかったな…寂しいか? |
主人公 | ううん、そんなことない。 こっちの方がこじんまりしていて…私達らしいよ。 でも、今日は疲れたけど…色んなとこを回って楽しかったな。 |
ホシカレ | 確かに。 クリスマスツリーの飾りを選ぶ時に、<主人公>があんなにも長時間悩むとは思わなかったが。 |
主人公 | えっ、そんなことないよ! それなら<ホシカレ>だって同じくらい真剣だったじゃない! |
ホシカレ | そ、そんな事は無かったと思うが…。 |
主人公 | じゃあ、どうして私のいないところで、あんなに長い時間をかけていたの? |
ホシカレ | む、そ…それはだな…。 これを選ぶ為だったんだ、秘密にしておくつもりだったんだが…。 <主人公>へのクリスマスプレゼントだ…受け取ってもらえると嬉しいのだが…。 |
主人公 | えっ!?ありがとう。 ……こんなものを用意してくれているなんて…なんだか嬉しいな。 |
ホシカレ | そうか、嬉しいか…良かった。 開けてみてくれ、気に入ってくれるといいが。 |
主人公 | うん…って何これ? |
ホシカレ | あぁ、見ての通り絆創膏だ。 <主人公>は、少しばかり危なっかしいところがあるからな。 |
主人公 | えっ…クリスマスなんだし、少しは雰囲気を考えてよっ! |
ホシカレ | す、すまない…。クリスマスツリーの柄が入っているし、良いと思ったのだが…。 |
主人公 | ううん、なんでもない。 …ふふ、<ホシカレ>が私のために選んでくれたんだもんね。 |
ホシカレ | そうか…良かった。 あまり使う機会が無い方が良いのだが。 |
主人公 | ありがとう、とっても大事にするね。 (なんだか<ホシカレ>との距離が近くなった気がする…) |
温かさを君へ(甘えん坊)
平和な日々を君へ(おっとり)
雪の結晶を君へ(俺様)
ホシカレ | <主人公>、さっそくクリスマスを祝うぞ。 |
主人公 | そうだね。 この部屋はいつものままだけど…。 |
ホシカレ | 飾り付けはしていないからな。 …物足りないか? |
主人公 | ううん、どんなことない。 こっちの方がこじんまりしていて…私達らしいよ。 でも、今日は疲れたけど…色んなとこを回って楽しかったな。 |
ホシカレ | 今回は<主人公>に振り回されてばかりだったがな。女は物1つ選ぶのえらく時間がかかる。 |
主人公 | えっ、そんなことないよ! それなら<ホシカレ>だって同じくらい真剣だったじゃない! |
ホシカレ | どこをどう見て、そう思ったんだ? |
主人公 | じゃあ、どうして私のいないところで、あんなに長い時間をかけていたの? |
ホシカレ | あぁ、あの時か。 こいつを買うのに手間取ってな。 <一人称>からのクリスマスプレゼントだ、受け取れ。 |
主人公 | えっ!?ありがとう。 ……こんなものを用意してくれているなんて…なんだか嬉しいな。 |
ホシカレ | 当然だ、<一人称>を誰だと思ってやがる。…いいから開けてみろ。 |
主人公 | うん…ってこれって…。 |
ホシカレ | 雪の結晶をモチーフにしたブレスレットだ。 控えめのものにしておいたから、どの服にも合わせられるだろう。 |
主人公 | ありがとう…すっごく綺麗。 本当に貰っても良いの? |
ホシカレ | <主人公>の為に買ったものだからな…まぁ、首輪みたいなもんだ。 |
主人公 | 首輪って……。 うん、でも本当にありがとう!すごく気に入っちゃった! |
ホシカレ | そいつは良かったな。 肌身離さずつけろよ、毎日だ…いいな? |
主人公 | うん、大事にするね。 (なんだか<ホシカレ>との距離が近くなった気がする…) |
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