硬派ストーリー
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初めての「硬派」
| ホシカレ | …今、忙しいか？ |
| 主人公 | えっ……どうしたの？ |
| ホシカレ | 大した用ではないが……何故そんなに不思議そうな顔をするんだ？ |
| 主人公 | ええと…なんか雰囲気違うなって思って…。 |
| ホシカレ | …そうだろうか？ いつもと変わらないと思うが。 |
| 主人公 | （そうだっけ…？） |
| ホシカレ | 暇なら…少し話でもしないか？ |
| 主人公 | （これが「硬派」タイプか…色々話してみよう！ |
カフェにて
| ホシカレ | どうも慣れないな…カフェというのは。 |
| 主人公 | うん？ 雰囲気が苦手？ |
| ホシカレ | あぁ、いや…メニューがその…名前で見た目や味が想像できない。 |
| 主人公 | ふふっ。 難しい名前のものとか、たまにあるよね。 |
| ホシカレ | 結局、いつも同じものを頼んでしまう。 |
| 主人公 | じゃあ、今日は違うものに挑戦してみる？ |
| ホシカレ | そうだな…任せる。 |
| 主人公 | キャラメルマキアートはどう？ |
| ホシカレ | ではその…キャロ、キャリ…アートとやらを。 |
| 主人公 | ふふっ！ キャラメルマキアートを2つ、お願いします。 |
| ホシカレ | ふぅ…当分、1人でここに来るのは無理だな。 |
| 主人公 | 大丈夫、そのうち慣れるよ！ |
2人でお買い物
| 主人公 | ありがとう、買い物に付き合ってくれて。 |
| ホシカレ | 構わない。 男手が必要なときはいつでも言ってくれ。 |
| 主人公 | ふふっ、頼りにしてます。 |
| ホシカレ | ……疲れたか？ |
| 主人公 | ううん、大丈夫だよ。 どうしたの？急に。 |
| ホシカレ | さっきから、歩くスピードが遅くなってきている。 |
| 主人公 | ああ…ちょっと靴擦れ起こしちゃったみたいで…ごめんね。 |
| ホシカレ | …ほら、背中に乗れ。 |
| 主人公 | えっ、いいよ！もう家近いし、荷物もたくさん持たせちゃってるし。 |
| ホシカレ | 大した事はない、それに背負ったほうが早い。 |
| 主人公 | う…じゃあお言葉に甘えて……ありがとう。 |
| ホシカレ | …どういたしまして。 |
好き嫌い
| ホシカレ | ん…何をしているんだ？ |
| 主人公 | 今日のおかず何にしようかと思って…冷蔵庫をチェックしてたの。 |
| ホシカレ | そうか…手伝えることはあるか？ |
| 主人公 | ううん。 それよりも、食べ物の好みとか教えてくれると助かるかな。 |
| ホシカレ | 好み？何故だ？ |
| 主人公 | え、だって…好きな物作ってあげたいって思っちゃダメ？ |
| ホシカレ | いや…ありがとう。 そういう事ならば、喜んで。 |
| 主人公 | うん！ できれば嫌いなものも教えてほしいな。 |
| ホシカレ | そうだな…好みは和食全般だな。 肉じゃがは和食になるのか？ |
| 主人公 | うん。 和食の調味料を使うから、和食だと思う。 |
| ホシカレ | 唯一苦手なのは豆だな。 |
| 主人公 | （豆か…ご飯を作るときは気を付けよう！） |
動物園にて
| ホシカレ | 次はどこへ行く？ |
| 主人公 | ええと…牧場エリアが1番近いね。 |
| ホシカレ | わかった、行こうか。 |
| 主人公 | わ、今の時間だとイベントがたくさんあるみたい！ |
| ホシカレ | イベント？ |
| 主人公 | うん。子豚のレースと、乗馬体験と、牛の乳搾りだって。 |
| ホシカレ | そうか…どれにするんだ？ |
| 主人公 | 悩むなぁ…乗馬は楽しそうだし、子豚はきっと可愛いし…。 |
| ホシカレ | なら、全部やるか？ |
| 主人公 | いいの？ 時間かかっちゃうかも。 |
| ホシカレ | あぁ、構わない。 好きなだけ楽しむといい。 |
| 主人公 | うん、ありがとう！ |
図書館にて
| ホシカレ | ふむ…ここにもない、か。 |
| 主人公 | <ホシカレ>、何を探しているの？ |
| ホシカレ | 古代の文献だ。 |
| 主人公 | え、古代？ |
| ホシカレ | あぁ…暇潰しとは言っても、やはり身になるもののほうが良い。 |
| 主人公 | う～ん…古代の文献とかは、図書館にはないかも。 |
| ホシカレ | そうなのか！？ |
| 主人公 | <ホシカレ>、声が大きいよ…！ |
| ホシカレ | あ、あぁ…すまない。 |
| 主人公 | えっと…ちなみに、どんな文献なの？ |
| ホシカレ | 「ヘンゼルとグレーテル」だ。 |
| 主人公 | ああ～…うん、児童書だね。 |
ペットショップにて
| ホシカレ | ん？これは…ずいぶん大きな鳥だな。 |
| 主人公 | ふふっ、キバタンっていうオウムの仲間だね。 |
| ホシカレ | ふむ…妙にそわそわしているな、この鳥。 |
| キバタン | オカーサン！ |
| ホシカレ | 何…しゃべったぞ！？ |
| 主人公 | 人間の言葉を覚えて、しゃべれる鳥がいるんだよ。 |
| ホシカレ | そうなのか…しかし。 |
| キバタン | オカーサン、カッテ！ |
| ホシカレ | お母さんではないし、何を買ってやったらいいのか分からない。 |
| 主人公 | ふふっ！ ペットショップに来た子供の言葉を覚えちゃったのかもね。 |
| ホシカレ | せめてお父さんに…。 |
| 主人公 | （気にしてたのそっちなんだ…） |
遊園地にて
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