Shall we dance?Secret night partyストーリー
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プロローグ
琉惺 | なになに…ナイトパーティへの招待状?ぜひホシカレと一緒にご参加下さい…だってさ。 |
郁 | お姉さん!何読んでるの? お手紙??? |
琉惺 | うわ! どっから入ってきたんだ!? |
郁 | …へぇ、パーティの招待状なんて洒落てるね~! ねぇ、お姉さん。 参加したらどうかな?きっと楽しいと思うよ。 |
幼馴染の評価
琉惺 | 人通り見て回ったし、ゲストルームに行ってみますか! |
主人公 | そうだね。 確か郁君はあっちにあるよって…。 |
琉惺 | ……あっちってどっちだ? |
主人公 | え? し、知らないよ…とにかく行ってみようよ。 |
琉惺 | はぁ…。ま、なんとかなるだろ。 |
主人公 | 運良く誰かとすれ違えたら、聞いてみるのもありだね。 |
琉惺 | だよな。 もう夕方だし、人も増えてきたみたいだ。 |
主人公 | うん…。 |
琉惺 | ん?どうした? |
主人公 | ううん、この格好…ちょっと地味だったかなって。 |
琉惺 | そうか? ベーシックでいいと思うけど。 |
主人公 | みんなドレス着てたから、それに比べちゃうと…。 |
琉惺 | そうだなぁ…周りに比べるとあんま目立たねーけど。 |
主人公 | うぅ…やっぱり。 |
琉惺 | ま、まぁ…そんなに落ち込むなって! に、似合ってると思うし。 …オレはいいと思う、そういう格好。 |
主人公 | 琉惺…。 |
琉惺 | あ、あくまで幼馴染としての見解だから!他のヤツがどう思うかはわかんねーけど! |
主人公 | ……琉惺はいつも一言余計だね。 行こう、<ホシカレ>。 |
琉惺 | えっ? ちょっ…置いてくなっつーの!! |
ドレスアップは大成功!?
琉惺 | よ!支度できた…か…。 ………。 |
主人公 | な、なに? 急に黙っちゃって…。 |
琉惺 | え~っと…いや、別に…。 |
主人公 | なんか言ってくれたっていいのに…。 |
琉惺 | な、なんかってなんだよ…。 |
主人公 | せっかくおしゃれしたんだから、一言くらい感想欲しいなって思ったんだけど…。 |
琉惺 | え?え~っと…。 ナ、ナーイス!! |
主人公 | もう!琉惺のバカ!! |
琉惺 | なんだよ、怒るなよ!! |
フォレス | 騒がしいと思ったらお前達か。 …まだこんなところにいたとは。 |
主人公 | フォレス…ごめんね。 もしかして、もうパーティ始まっちゃった? |
フォレス | いましがた始まったばかりだ、よければ案内しよう。 |
主人公 | うん、お願い。 |
フォレス | …今日の君は美しいな、宵闇に輝く花のようだ。 |
主人公 | そ、そんな…ありがとう。 |
フォレス | では、行こうか。 |
琉惺 | ……あーゆーのをオレに言えってのか?ムリムリ。 つか、コラー! また置いてくなっつーの!! |
一夜限りのダンスを、君と
主人公 | <ホシカレ>、どこいっちゃったんだろ…さっきまでフォレス達と話してたみたいだけど。 (人がいなくなったダンスフロアってすごく広く感じるな……) |
郁 | お姉さん。 |
主人公 | 郁君!どこに行ってたの? …心配したんだよ? |
郁 | ……パーティは楽しかった? |
主人公 | うん、楽しかったよ…? |
郁 | そっか、よかった。 |
主人公 | 郁君…? |
郁 | ごめんね、急にいなくなっちゃって。 でもね、僕はお姉さんの事…ちゃんと見てたよ。 |
主人公 | え? |
郁 | キラキラしてて、すっごく綺麗で…楽しそうだった! あと…ちょっとだけ羨ましかった。 |
主人公 | どうして声かけてくれなかったの? 郁君も一緒に楽しめばよかったのに…。 |
郁 | …僕はパーティに参加しちゃいけないんだ。 いつも見てるだけ。 参加できないのに、見てなくちゃいけない…ずっとずっと。 |
主人公 | それって、どういう…。 |
郁 | えっ?え~っと…それはね…。 僕はショップの雇われ店長だから! パーティで使う商品をお届けするのが僕の役目! お呼ばれしたんじゃなくて、お仕事で来てるんだもん…参加するわけにはいかないでしょ? |
主人公 | …そっか、そうだよね。 ごめんね、そんな事もしらないではしゃいじゃって…。 |
郁 | ううん、いいんだよ。 楽しそうなお姉さんを見られて、僕も嬉しかったから。 |
主人公 | ねぇ、郁君。 よかったら、今から一緒に踊らない? |
郁 | えっ…お姉さんと、一緒に? |
主人公 | うん! …ダメ、かな? |
郁 | ううん、全然ダメじゃないよ! え、えっと…じゃあ…。 一曲お相手願えますか?……プリンセス |
主人公 | はい、よろこんで! |
個性別エンディング
リベンジ(ピュア)
ふたりらしく(やんちゃ)
少しだけ素直に(ツンデレ)
今夜の君は特別(ミステリアス)
心配症の王子様(硬派)
解けない魔法をいつまでも(甘えん坊)
紳士の礼儀(おっとり)
終わらないダンスを(俺様)
主人公 | (すごいパーティだったな…まだドキドキしてる) |
ホシカレ | ……おい。 |
主人公 | (こんなドレス来てダンスしたのも初めてだし…なんだか夢の中にいるみたい) |
ホシカレ | ………。 こんな所にねこじゃらしが…。 |
主人公 | ひゃああああっ!ちょ、ちょっと…くすぐらないでよ! |
ホシカレ | 起きたか? |
主人公 | 寝てません! |
ホシカレ | ほう? 口を開けたまま白目向いてるからてっきり寝てるもんだと。 |
主人公 | えっ!?そ、そんな顔してた…? |
ホシカレ | 冗談だ。 |
主人公 | もう…! |
ホシカレ | まだ熱に浮かされているのか? 困ったお姫様だ。 |
主人公 | うぅ…すみません。 もう帰らないとだね、すっかり遅くなっちゃったし。 (でも…ちょっと寂しいな。魔法が解けちゃったみたいで…) |
ホシカレ | 帰る?なぜだ? |
主人公 | えっ……なぜって、パーティはもう…。 |
ホシカレ | パーティはこれから始まる。 ダンスフロアは朝まで貸切だ、存分に踊ってみせろ。 |
主人公 | そ,そんな勝手なことしたら…! |
ホシカレ | <一人称>がそう決めたんだ、問題あるか? それに、お姫様にしょぼくれた顔をさせたら紳士が廃るだろう? |
主人公 | <ホシカレ>…。 |
ホシカレ | さぁ、こっちに来い。 全て<一人称>に委ねろ。 |
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